賃貸経営メールマガジン

売電価格が下がっても、まだ太陽光発電はお得?&~オンライン打合せ始めました~

ECO(エコ)投資
2020/10/15

さて、今回は賃貸住宅をご計画される方や既存物件に導入を検討して頂きたく、太陽光発電について触れさせて頂きます。

 

最初からネガティブなお話しになりますが、皆様もご存知の通り、太陽光発電の売電価格は年々下がっております。

2012年は40円/kWhだった価格が2020年では13円/kWhと約8年間で27円の値下がりとなり、売電を目的とした太陽光発電の導入意欲が減少してしまいますので、一般的な印象として太陽光発電の市場は縮小傾向にあると考えるのが自然です。

 

では、太陽光発電の市場や需要は本当に縮小傾向にあるのでしょうか?

実際に一般社団法人 太陽光発電協会(JPEA)が公表している下記のデータで見てみましょう。

 

 

このとおり太陽電池の国内出荷量はピーク時との比較ですが、2014年を境に大きく下がっています。しかしながら、2017年から緩やかですが上昇しています。

2017年またはその前年に太陽光発電の導入が増加するような政策や補助制度等のなにかがあったのでしょうか。

なにが太陽電池の国内出荷量を上昇させ始めているのか、実際にそれが起因しているか専門家ではないので推測に近いかもしれませんが、皆様に導入メリットがあるかもしれませんから、いくつか調べてみました。

 

■パリ協定

まず、アメリカが脱退を表明したことが、非常に印象強く残っております温暖化対策の新たな枠組み【パリ協定】2016年11月に発効されました。

おもに二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を抑制することを目標としており、日本では2030年度の温室効果ガスの排出を2013年度の数値から26%削減することが中期目標として定められました。【パリ協定】【京都議定書】の後継とも言えますから、日本としても世界にリーダーシップを示す意味でも達成したい目標であるかと思います。そして、その達成には太陽光発電がカギを握っているといっても過言ではないかと思います。

 

■ZEH支援事業

次に経済産業省資源エネルギー庁が【パリ協定】で策定された目標を達成するべく、推し進める【ZEH支援事業】です。

ZEH(ゼッチ)と読みますが「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略でして、住宅内で消費するエネルギーまたはそれ以上のエネルギーを創り出す住宅のことです。2020年までに標準的な新築住宅をZEHに、【パリ協定】の目標達成年の2030年までに新築住宅の平均がZEHになることを目標としています。経済産業省がZEH政策目標達成のため設置しました【ZEHロードマップ検討委員会】では2017年までに大手ハウスメーカーや大手建築会社のみならず、中小工務店等までZEHでの建築ノウハウの確立を目指したことにより、太陽光発電の出荷量増加に寄与したのではないかと推測します。

 

■FIT法の改正

最後に太陽光発電による売電の肝である【FIT法】の改正が2017年4月に施行されました。【FIT法】とは「固定価格買取制度」のことを指しますが、この改正では【旧FIT法】で高い売電価格で認可を受けているにも関わらず、まったく発電していない事業者等に対する買取期間の短縮、権利を失効させる内容となっており、太陽光発電の買取制度の足を引っ張っている現状を修正させ、正常化させる動きが出てまいりました。

 

2016年終わり~2017年はじめにこれらの動きがあり、これら三つの要因が2017年からの太陽電池の国内出荷量増加に影響を及ぼしているのではないかと推測します。

といったように、太陽光発電の市場は縮小に向かっているようで、上昇の兆しも見せています。特に上に挙げさせて頂いた中でZEHでの建築は補助金の制度があったり、電気代等が浮く等オーナー様や入居者様に相当なメリットがあります。が、それなりに建築費も高額になりやすいことも容易に想像できますので、オーナー様やご計画によってはまだハードルが高いかもしれません。

 

冒頭でも申し上げたとおり、売電価格もかなり下がり普通に考えたらメリットを出しづらい状況は変わりませんが、実はまだ太陽光発電システムをお得に導入する方法があります。

 

例えば、都内の木造アパート限定にはなりますが、導入にあたり費用が無料で(一部足場代がかかる場合もあります)太陽光発電システムが導入可能になります。導入費用がかからないのですから、売電価格が下がっていてもメリットは大いにあります。補助金も受けられるので、その効果はさらに大きくなります。

新築でも中古の既存アパートでも利用が可能ですので、ご興味がある方はいつでも弊社へお問合せ下さい。

※新築の場合はご計画前~着工前までにご相談頂けますと、より良いご提案が可能です。

※お問合せの際は『本メルマガ記事を見て』とお伝え頂けますと、スムーズにご案内可能です。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

神奈川支店 アンサー事業部
夏 啓安

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~オンライン打合せ始めました~

 

ご自宅でゆっくりとお打合せすることが可能です。
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もちろん弊社で既に物件を管理させて頂いているお客様にもご利用いただけます。

 

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初めての方でも弊社スタッフがサポート致しますので、ご安心下さい。

 

※ご予約いただいた日時に対応させていただきますが、ご希望に添いかねる場合もございます
ので予めご了承ください。

 

【オンライン打合せお問合せ先】
フリーダイヤル:0120-07-6747 平日9:00~18:00
オンライン相談予約フォーム: https://www.hiro-web.co.jp/form/contact-3/

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