賃貸経営メールマガジン

駅から遠い場所の土地活用選択肢

建築計画
2018/11/1

駅から遠い場所でアパートを建築し、空室が埋まらないと悩んでいるオーナー様も多いでしょう。最寄りの駅から遠いと、どこの仲介業者が決めてくれるのかわからずに、どこへ営業すればよいのかも悩んでしまいます。

 

弊社の場合、入居が見込めないと予測できる場所では賃貸建築を諦めてもらうお話をする事が多々あります。新しい駅ができるなど何かがない限り、ずっと立地状況がネックになり、更に建物は劣化するので、ますます賃貸経営が厳しくなると予測されるからです。新築時だけでなく、長期間入居が見込めるかの判断がとても大事です。

 

それでは駅から遠いと土地活用ができないのか?

 

住居としては入居が見込みづらい場合でも、テナントとしては考えられる場合があります。もちろん駐車スペースも必要となりますので、小さくて300坪の敷地面積、できれば500坪の敷地面積が望ましいです。テナントも経営難で撤退してしまう事があり、土地所有者が商業建物を建てるにはリスクがあります。

 

そこで、土地所有者から事業用定期借地契約で土地を借り受け、借り受けた会社が土地所有者へ地代を払い、商業施設を建設します。その商業施設はテナントへ定期建物賃貸借で賃貸します。

 

定借契約終了時には土地を更地にし、土地所有者へ返還します。つまり期限付きで土地を貸すだけで、建築はしなくて良いのです。大通りに面していればベストですが、大通りから中に入っていましても事業が成り立つ場合もありますので、大型の土地を所有し活用方法がわからない方、リスクを負いたくない方は、お問い合わせを頂ければと思います。

 

もちろん駅から近く人通りが多い場所でも可能です。

 

アンサー事業部 野崎 正裕

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