賃貸経営メールマガジン

借り換えのメリットは金利メリットだけではない!?

銀行融資・ローン
2016/6/23

皆様こんにちは。

本日はさいたま支店の川並がお伝えします。

 

2月16日、日銀がマイナス金利を導入したのは皆様の記憶にもまだ新しいことと思います。

発表された1月下旬以降、お茶の間では連日テレビで報道・特集される「マイナス金利」の文字が見聞きされ、ローン金利が下がっているとのニュースも同様に報道され、実際にローンの貸し出しも増えました。

 

そんな中、賃貸事業に関わるオーナーの皆様や我々の一番の興味は当然「アパートローンにはどの様な影響があるのか?金利は下がるのか?」だったかと思います。

 

私も金融機関でマイナス金利による影響など、お話を聞く機会もあるのですが、直接的にアパートローン金利に影響はほとんど無い、または少ない、という金融機関が多い様でした。ところが、借り換えで何かしらのメリットを出しているお客様は増えていると言うのです。

 

元々借り換えに関心が無く、隠れていた「実は借り換えれば金利メリットが出る」方々が、連日ローンについて報道されることで関心を持ち、借り換えを検討し始めたケースが多いとのこと。

 

皆様の中にも、改めてローンの見直しに関心を持ち、金利メリットを求め相談された方、される予定の方いらっしゃると思います。中には金利メリットが出ず、検討を諦めた方も多くいらっしゃることでしょう。

 

そこで、金利メリット以外にも検討の余地がある例を紹介します。

 

某信用金庫にてお聞きした内容です。

お客様は、アパートを複数等所持しており、それぞれ様々な金融機関から融資を受けていました。金利は1%台前半?3%台半ば、当初借入日も昭和60年代?平成20年代と様々。返済予定日もばらばらですが、平成35年には全て終了する予定でした。

 

このお客様、実は毎月の返済額が高く、月々の資金繰りに苦労していた様です。そこで、某信用金庫に借入先をまとめ、更に最終返済日を平成38年とおよそ3年延ばすことで、月々の返済額を軽減したのです。

返済期間も伸び、金利も2.3%と低くありません。手数料もかかります。

全体の返済額も大きくなりました。それでも、返済額は年間で720万円も安くなり、お客様は満足されていた様です。

 

金融機関にとっては最終的な返済額が増え、お客様は毎月毎年の資金繰りの問題が解決。金利メリットだけではなく、この様な金融機関とのWin-Winの関係性もあるのです。

 

借り換えを検討中の皆様方・借り換えを諦めた皆様方におかれましては、「何のために借り換えたいのか」「どの様なメリットが欲しいのか」を今一度しっかりと見出しご相談されることをオススメ致します。

また、弊社でも金融機関のご紹介等、お力になれることもあろうかと思います。

借り換えをご検討の際は是非ともお声がけ頂ければ幸いです。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

 

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