賃貸経営メールマガジン

住宅用のサッシが値上がりする!!

2013/3/6
賃貸経営・アパート経営ならヒロ・コーポレーション

皆様こんにちは。

 

前回私のメルマガで建物の消費税のアップ時期についてお知らせしましたが、住宅用のサッシが消費税とは関係なく値上がりする事になりましたので、お知らせします。

 

平成22年10月6日に国土交通省が三協立山アルミが販売するアルミニウム合金製引き窓(アルミ樹脂複合構造)が防火の認定仕様に合致していないと発表しました。

防火性能として開口部を通じた燃焼を20分防止しなければいけないのが、20分以内にガラスが脱落してしまったりしたようです。

 

<因みにアルミニウム合金製引き窓(アルミ樹脂複合構造)とは、外側がアルミで、室内側の障子が樹脂になっているアルミサッシです。

サッシの障子がアルミ製になっているとペアガラスのガラスで結露が防げても、アルミの障子が熱伝導率で冷たくなってしまい、障子が結露しますので、室内側の障子が樹脂のアルミサッシは断熱性能が高くなります。>

 

その後、平成23年1月25日にトステムのアルミニウム合金製引き窓が性能確認試験に不合格となり、更に平成23年2月28日及び3月1日にYKK AP、新日軽、不二サッシのアルミニウム合金製引き窓までも性能確認試験に不合格となり、それぞれのメーカーが国土交通省から指摘を受けたアルミニウム合金製引き窓を出荷停止しています。

 

その後は、不適合の既存サッシにシャッターを付けて防火性能を充たしたり、取り急ぎ国土交通省の認定を取得した代替え品で対応していました。

 

そして、ついに本格的に開口部を通じた燃焼を20分防止できる国土交通省の認定を取得した新商品のサッシが今年の7月頃からメーカーで販売される事になりました。

 

しかしながら、この新商品のサッシに移行するのに、これまでのサッシと比べ金額が1.5倍から2.0倍へと跳ね上がると言われています。

防火性能が上がる事は良い事ですが、建物金額が上がるのは困りますね。

 

そして、この事を調べている内に我が家のトステムのサッシも防火性能を充たしていない可能性が高い事がわかりました。

トステムの場合、2003年10月?2011年1月のアルミ樹脂複合構造製引き窓が対象になります。(約1万棟)スライド式のサッシ障子室内側の右上に【f】と記載されたシールが貼られていたら防火性能を充たしていない可能性が高いです。

不適合の場合、トステム(現リクシル)は後付シャーターを付けたり改修したりと対応を考えています。

 

皆さんもサッシメーカーにご連絡してみてはいかがでしょうか。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。

 

 

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