賃貸経営メールマガジン

ZEH-M(ゼッチマンション)のメリット・デメリット & オーナー様向け!相続税対策セミナーのご案内

2023/4/27

『ZEH(ゼッチ)』とは?

皆様は「ZEH(ゼッチ)」という言葉をご存知でしょうか?
ZEH とは、これからの時代の標準になるべき新しい家のかたちです。2016 年に大手ハウスメーカーなどが一斉に ZEH を取り入れた住宅を発表したことで、注目を浴びました。
ZEH が注目される背景には、住宅でのエネルギー消費量の大きさという問題があります。エネルギー消費といえば企業や工場などが注目されがちですが、実は、日本国内の全エネルギー消費量の 13.8%を住宅が占めています。住宅での省エネをより進めることができれば、体のエネルギー消費量にも大きなインパクトがあります。

 

ZEH は、2008 年頃から米国で「新しい省エネの形」として注目されていました。日本でも、 2014 年 4 月に閣議決定した「エネルギー基本計画」で、「2020 年までに標準的な新築住宅で、2030 年までに新築住宅の平均で ZEH を目指す」と定められました。

ZEH=Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、住宅の断熱性や省エネ性をあげ、太陽光発電などによってエネルギーを創り、年間の一次エネルギー消費量をゼロ以下にしようというものです。
※一次エネルギー消費量とは、暖冷房や換気、給湯、照明の使用で消費されるエネルギー量のことで、テレビなどの家電製品による消費量は含まれておりません。

 

ZEH は、省エネ率などによって分かれており
(1)ZEH (2)Nearly ZEH (3)ZEH Ready (4)ZEH Oriented の 4 タイプとなります。

(1) ZEH
高い断熱性や省エネ性に加え太陽光パネルなどでエネルギーを創り、住棟全体で100%以上の省エネ率を実現する。

(2) Nearly ZEH
高い断熱性や省エネ性に加え太陽光パネルなどでエネルギーを創り、住棟全体で 75%以上 100%未満の省エネ率を実現する。

(3)ZEH Ready
高い断熱性や省エネ性に加え、太陽光パネルなどエネルギーを創る設備が性能向上し、価格が下がった際にそれらの設備を導入、エネルギーを創り、住棟全体で 50%以上 75%未満の省エネ率を実現する。

(4)ZEH Oriented
高い断熱性や省エネ性を備えており、住棟全体で 20%以上の省エネ率を実現する。

 

ZEH-M(ゼッチマンション)のメリット・デメリット

【メリット】

経済性

高い断熱性能や省 エ ネ 設 備 ( 高効率設備)の利用により、月々の光熱費を安く抑えることができます。
さらに、太陽光発電等の創エネについて売電を行った場合は収入を得ることができます。
※『ZEH』『Nearly ZEH』『ZEH Ready』が対象。

 

快適・健康性

高断熱の家は室温を一定に保ちやすいので、夏は涼しく、冬は暖かい、快適な生活が送れます。さらに、冬は効率的に家全体を暖められるので、急激な温度変化によるヒートショック(心筋梗塞等)の事故を防ぐ効果もあります。
※高断熱の断熱材や高断熱サッシ、高断熱複層ガラスを使用する為、結露が生じにくくなる効果もあります。

 

レジリエンス

台風や地震等、災害の発生に伴う停電時においても、太陽光発電や蓄電池を活用すれば電気が使うことができ、非常時でも安心な生活を送ることができます。

 

【デメリット】

不安定な発電量

太陽光発電は、太陽光エネルギーによって電力を生み出します。天候不順や日照時間の短い冬場等は発電量が減少する為、安定した電力を得られない可能性があります。

 

建築コストの増加

一般的な賃貸住宅と比べZEHは、省エネ設備(高効率設備)や太陽光発電システム、初期費用にコストがかかります。
また、太陽光システムのメンテナンス等が発生する他、省エネ設備(高効率設備)の修繕も一般的な設備より高額になります。

 

ZEH-M 今後の普及について

東京都では 2025 年から新築住宅への太陽光パネルの設置が義務化となります。
「義務化」となっておりますが対象は個人の家庭ではなく、毎年一定以上(供給延べ床面積が 2 万平方メートル以上)の住宅を建てている住宅メーカーが対象となり、大手ハウスメーカー各社では集合住宅や戸建住宅で ZEH の普及が進んでおります。

ZEH は国のエネルギー政策の中で、普及促進に向けた補助金制度等があり、環境に優しい住宅として、 SDGs の観点からも注目を集めています。※補助金制度には諸条件があります。

 

果たして今後、ZEH-M は、私たちにとってより身近なものになっていくのでしょうか?

 

社会的な認知度不足や、低コスト化を図るための技術革新など、課題も残されていますが、コロナ過において家で過ごす時間が増えている昨今、家で過ごす時間を快適にする事が重要視されております。
またできる限り地球環境に配慮し、且つ資源を大事にするような住まい作りが求められております。もっとも住み心地が良い場所でありたい我が家。
自己や家族の健康、快適な暮らしのために、ZEH-M 仕様の賃貸住宅が優先的に選ばれる未来は近いかもしれません。

 

当社、ヒロ・コーポレーションは賃貸オーナーのフルサポートを行っております。

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講師:Knees bee税理士法人 渡邊 浩滋 氏 (税理士・司法書士・オーナー)
実家の賃貸経営をわずか1年で立て直した資産税専門の税理士。大家さんの視点で賃貸経営を支援する『大家さん専門の税理士』であり、司法書士も兼ねていることから、ワンストップサービスの提供をしている。賃貸住宅フェア等のイベント講師実績も豊富であり、TVや雑誌など多くの媒体で紹介される等、幅広い分野で活躍。2018年大家さん専門税理士のネットワーク「Knees bee(ニーズビー)」を設立し、フランチャイズ展開を開始。日本全国の大家さんを救うべく、日々精力的に活動している。

  

 

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