賃貸経営メールマガジン

注意喚起!!住宅ローンの不正利用

銀行融資・ローン
2019/3/14

インターネット専業の住信SBIネット銀行は10日、借入希望者の居住用の住宅ローンとして実行した融資が、実際には投資用不動産の購入に使われていた疑いがあったことを明らかにした。一般的に住宅ローンの方が投資用不動産向け融資(アパート融資)より金利が低い。審査書類が改ざんされていた可能性もあるとして、同行は調査を進めている。・・・(中略)・・・金融庁は昨年からすべての銀行を対象にアパート融資の実態調査を進めている。
(2019.1.11『日経新聞』より抜粋。)

 

ドキッとしたオーナー様がいらっしゃらないことを願います。

 

今回は、住宅ローン・アパートローンについて少しお伝えしたいと思います。
昨年のかぼちゃの馬車とスルガ銀行の問題は皆様の耳にも新しいことでしょう。それをきっかけに、金融庁や各銀行のアパート融資への調査・指導が進んでおり、年収や資産内容の水増し等の不正が次々に発覚しております。また、アパート融資への審査もこれまで以上に厳しくなり、銀行の出し渋りとも思えてしまうような状況になっておりますが、これは皆様も痛感していることでしょう。

 

更に、今回日経新聞に取り上げられたのは「住宅ローン」。早い話が、「賃貸物件を住宅ローンで建てた」ことが問題なのです。ここにはもちろん貸家も含まれます。先に申し上げましたが、ドキッとした方がいないことを切に願います。

 

ここで私が一番お伝えしたいのが、ご自身がお住まいになっていた中古戸建を賃貸として市場に出すケースです。本来であれば、用途が住居用から事業用へと切り替わるので、住宅ローンは事業用のローンへ借り換えなければなりません。ですが、所謂抜け道を使っているオーナー様は数多くいらっしゃいます。あまりお話ししたくはありませんが、例えば、転送用の封筒を入居者に渡しておき、銀行からの資料についてはオーナーへ転送するようお願いしておく、等(不動産業者側からその様な提案をしているケースが多々あります)。
実はこのような状況に金融機関は気付いていながら、返済に滞りがないのであれば見て見ぬふりをする、というような現状があったことも事実です。

 

しかし今回日経新聞に、金融機関でも借入人でもない第三者に、住宅ローンの不正利用について取り上げられました。今後新たに建築する賃貸物件はもっての外ですが、中古貸家へも調査のメスが入ることは容易に予想できます。

 

元々いけない事ですので、お気を付けくださいと申し上げるのも妙な話です。ですが、特に中古貸家についてはドキッとした方、その様な提案を受けたことがある方いらっしゃるかと思います。注意喚起まで。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

さいたま支店 アンサー事業部 川並祐也

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