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液状化予測図

災害
2020/7/31

東京都は17年ぶりに都内の液状化予測図を改定しました。

新しい予測図では、液状化の「可能性の高い地域」が東京湾岸を中心に約68平方キロ、「可能性がある地域」が約202平方キロ、「可能性が低い地域」が942平方キロとなっています。

「可能性の高い地域」は従来より4平方キロ、「可能がある地域」は従来より約30平方キロ増加しています。

足立、葛飾、江戸川の3区では、「可能性の高い地域」が区の面積のじつに30%以上という数字が出ています。

 

 

最近の建物は耐震性が高く、また古い建物も耐震補強工事が進んでいますが、地震の揺れに耐えることが出来ても、地盤の液状化により建物が傾いたり、配管の破裂などの被害に遭ってしまっては局住めなくなってしまいます。

液状化の対策として、これから新築や建替えを行うのであれば、地盤改良や杭基礎などがあります。

既存建物でも地盤を改良したり補強したりする工法があるようですので専門家に相談してみるといいでしょう。

また地震保険に加入しておくというのも対策のひとつです。

 

 

自分の住んでいる場所が危険地域だからといって、簡単に引越すというわけにはいきませんので、まずどういう地域なのかを把握しておくことは重要です。

「可能性の高い地域」は、湾岸部や川沿いの地域に集中していますが、東日本大震災の時は埼玉県内などでも液状化の被害が発生しており、内陸部に住んでいる方でも確認をしておく必要があるでしょう。

予測図は都のホームページで閲覧することができ、住所での検索もできるようになっています。

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