賃貸経営メールマガジン

物件リフォームと入居者ニーズ?

2010/11/4
賃貸経営・アパート経営ならヒロ・コーポレーション

皆さんこんにちは。今回は黒沼が担当させていただきます。

最近様々な分野で、「リペア」や「リメイク」という言葉を聞くことが多くなったと感じます。

現在の景気の状況やエコ、リサイクルといった大きな流れが影響していると思いますが、全体的に「古くなったら新しい物に買い換える」という意識から、「修理して使い続ける」や「手直しして再生させる」といった意識へ消費者の意識が変化しているように感じます。

都内の大手百貨店でもスーツのリメイク専用カウンターをオープンさせ、痛んだ箇所の修理や寸法直しだけでなく、流行に合わなくなったデザイン直しまでする事で好評を得ているようです。

一方賃貸業界でも数年前から「リフォーム」「リノベーション」という言葉をよく聞くようになっています。

供給物件が飽和状態になり、空室が目立つようになって、賃貸の値下げや敷金・礼金といった初期費用の条件の値下げを行っても、空室が解消されない状況が多くなって来た事も一つ理由だと思われます。

もう一つの理由としては、前述のスーツリメイクの話ではありませんが、築年数が経過した物件では現在の入居者ニーズに合った間取りではなかったり、ニーズに合った設備がついていない物件が多く見られるようになった為だと思われます。

ここで、先日のリフォームミニ勉強会でも参考にしたリクルート入居者アンケートの部屋選びの「これで決めた」「ここをあきらめた」ランキングの内容を見てみましょう。

「決め手」となったランキングは1位「家賃」、2位「路線・駅エリア」3位「最寄駅からの時間」、4位「間取り」、5位「通勤・通学時間」が上位の内容です。

対して「あきらめ」となったランキングの上位は、1位「築年数」2位「面積(広さ)」、3位「初期費用」、4位「家賃」、5位「セキュリティ」となっています。

このランキングから、「決め手」になっているのは圧倒的に「家賃」。「あきらめ」の上位は「築年数」である事がわかります。

予算内に抑える為に希望より古い物件でも選ぶケースが増加している事が想像できます。

一昔前であれば、圧倒的に新築物件に人気が集中していましたが、現在では予算内に収める為に築年数が経過した物件であっても、間取りや設備が入居者ニーズに合う物件であれば、新築や築浅物件と比較して賃料が安い築古物件でも競合できる状況になってきていると言えるのではないでしょうか?

次回は具体的にどんな設備や仕様が入居者ニーズとして人気があるのか?

また家賃とのバランスはどんな状況なのか?について見て行きます。

 

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