賃貸経営メールマガジン

『社宅の現状と賃貸経営への影響』&選ばれ続ける『価値』がある賃貸住宅完成見学会のお知らせ

不動産市況マーケティング
2018/12/20

弊社がオーナー様よりお預かりしている物件で、借主が企業などの法人であるケースが多く見られます。企業が借主となって賃貸借契約を結び、その企業の従業員が入居者となります。以前は企業が保有する社宅・寮が従業員の住まいであったのですが、徐々に一般の賃貸物件が従業員の住まいとなる状況へシフトし、現在では大きな流れとなっています。
今回から数回に渡って、こうした状況の変化の背景や、変化に伴って大きな役割を担っている社宅代行会社の役割などをお伝え致します。

 

企業が社宅を導入する目的は福利厚生があると言われます。従業員個人が借りるよりも割安な社宅を提供し、また転勤が発生した時に従業員の転居に伴う手続き(新居探しなど)や個人で賃貸物件を契約した場合の金銭面での負担を社宅によって軽減させるなど、従業員にとってメリットを企業が提供していく側面があります。場合によっては新規従業員の採用の場面でも充実した福利厚生制度をアピールすることもできます。

 

この社宅ですが、物件が企業とどういう関係にあるかという点で大きく2つに分類することができます。
(1)社有社宅  文字通り物件を企業が保有している社宅です。
(2)借上社宅  一般の賃貸住宅を企業が借上げ、それを従業員に貸与する社宅です。
以前は全国に支店や営業所を構える大企業を中心に、(1)の社宅が多く存在しましたが、現在では(2)の社宅が主流となっています。
ではなぜ、社宅が社有社宅から借上社宅へシフトしているのでしょうか。それは企業にとって社有社宅を保有することのデメリットが顕在化してきたことが理由としてあげられます。

 

バブル崩壊以降、企業は経費削減を継続して実施しており、その中で企業資産としての社有社宅が経費削減の対象となっています。長年社有社宅を保有することで、経年・老朽化に伴い維持管理費が発生する、固定資産税の負担、築年数の経過による稼働率の悪化、場合によっては建て替えなどで新規建設をするにしても多額の初期投資が必要にもなります。こうした負担が企業に大きくのしかかってくることになります。

 

これに加えて、従業員の意識の変化が借上社宅の増加の要因であるとの見方もあります。
社有社宅が主流であった時代は、安い住宅費という経済的なメリットを第一に求める人が多く、また、企業との関係も終身雇用が前提であったため、企業の用意してくれた住宅に住み、近所は同じ会社の人ばかりといった環境でも、できるだけ適応しようとする人が多かったと言えます。

 

しかし近年はこの意識が大きく変わってきています。端的にいえば、企業と一定の距離を置きたいという意識が強くなっています。近所が同じ会社の人ばかりという状況や画一的な間取り、退職と同時に住居も失うといったリスクを嫌い、個人の嗜好などを重視したいという思いが強まっています。こうした近年の傾向に対応しやすいのは、社有社宅よりも、立地や間取りなどが、個人で借りる賃貸住宅に比較的近い借上社宅ということになります。こうした状況が重なり、借上社宅へシフトする大きな流れがつくられていったと言えるでしょう。

 

今回は、社有社宅から借上社宅へと大きく変わる社宅の事情をお話いたしました。
次回は、社宅の主流となった借上社宅の増加が、賃貸経営をされるオーナー様にとって
どのようなメリットがあり影響があるか、という視点でお伝えいたします。

 

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■選ばれ続ける『価値』がある賃貸住宅完成見学会のお知らせ

3つの『高』で資産性upを狙った物件をご紹介します。

 

1つ目の『高』【『高』遮音床SHAIDD55を実装。】

賃貸住宅で上階の足音や物の落下音は下階に住む方にとってストレスとなります。その音を大幅に抑える『シャイド55』。ストレスレスな生活を送れるので長期的な入居の一助にもなります。

 

2つ目の『高』【高耐久の外壁】

高耐久の目地材・高対候塗装なのでメンテナンス費用を抑えることができます。

 

3つ目の『高』【高い防犯性】

安全と安心を提供することにより長期的で安定的な賃貸経営が可能です。それを実現するためにオートロック・防犯合わせガラスを実装。

 

その他にもこだわりの他物件とは差別化を図った外壁。充実した収納なども今後の賃貸をご計画をされる際に加えていただきたいアイデアがございますので、是非ご覧ください。

 

高家賃エリアにて、デザイン性優れた3階建ての賃貸住宅になります。シングル・カップルをターゲットに収納を充実。黒を基調とした外観とセキュリティも万全です。駅徒歩4分の好立地、全戸南向きです。

 

[日時]12月21(金)・22日() 開始10:00~16:00 雨天決行
※完全予約制・参加無料
[場所]千葉県市川市南八幡5-8-10 現地MAP>>
[交通]JR総武線『本八幡』駅 徒歩5分/都営新宿線『本八幡』駅 徒歩4分
※当日は駐車場のご用意がございません。恐れ入りますが公共交通機関をご利用下さい。
■内覧会詳細はこちら>>https://www.hiro-web.co.jp/event/event-15984/
■お申込み・お問合せ先>>フリーダイヤル:0120-99-1121
またはお申込みフォームからどうぞ

 

運営推進事業部 岡野 明徳

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