賃貸経営メールマガジン

「リフォーム」と「リノベーション」ってなにが違うの?&オーナー様向け!賃貸経営セミナーのご案内

メンテナンス・管理リフォーム・リノベーション住宅設備
2025/6/5

賃貸経営をされている方であればよく耳にする「リフォーム」という言葉ですが、似たような言葉で「リノベーション」という言葉もあります。
どちらも建物の改修をさす言葉として使われますが、実はこれらの言葉に厳密な定義はありません。

しかしそれぞれ異なるニュアンスがあり使い分けられているのです。
今回はこれらの言葉の違い、それぞれの特徴についてお話しさせていただきます。

 

■リフォーム
「リフォーム」とは、一般的に「劣化・破損した部分を新品のような状態に戻す工事」という意味合いで使われます。マイナスの状態(劣化・破損)になってしまった部分をゼロの状態(新品)に戻すと考えていただくとわかりやすいかと思います。

【具体例】
退去後の原状回復工事
割れてしまったタイルの張り替え
経年劣化した水栓の交換

このように、部分的な修繕や交換が中心で、小規模な工事になることが多いのが特徴です。

■リノベーション
「リノベーション」とは、修繕・改修によって「新たな機能や付加価値を与える工事」に対して使われます。一般社団法人リノベーション協議会では、「中古住宅を現代のライフスタイルに合った住まいによみがえらせること」と説明されており、建物が完成した当時にはなかった機能・住みやすさを与えることで、物件の価値を上げることが目的です。
現在の状態にプラスαの価値を与えるというイメージです。
出典:https://www.renovation.or.jp/renovation/about/

【具体例】
仕切り壁を取り払い、広いリビングをつくる
和室を洋室デザインに変更する
間取りの再構成や設備の一新

現在の住まいにプラスαの価値を加えるというイメージです。

上記のように「リフォーム」「リノベーション」には、
それぞれ「原状回復のための部分的な対処」と「価値の向上のための包括的な改修」といったニュアンスの違いがあります。
目的や経済状況によって、どちらを選択するかが賃貸経営において重要となるでしょう。

●英語圏では「リフォーム」は通じない?
ちなみに、英語圏では「reform(リフォーム)」というと「改革する」といった意味で使われますので、物件の改修という意味では伝わらないかもしれません。
英語で建物の改修を表現したい場合には「renovate(リノベート)」や「remodel(リモデル)」という表現が一般的なようです。

 

■「リフォーム」と「リノベーション」それぞれのメリットとデメリット
次に、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
なお、最初にご説明した通りこれらの言葉に明確な定義による違いはありませんので参考程度に考えていただけますと幸いです。

〇リフォーム
【メリット】
・費用が比較的安い(部分的な修繕がほとんどのため費用を抑えやすい。)
・工期が比較的短い(小規模な工事が多い。)
・環境の維持が可能(使い慣れた環境のまま、快適性のみ回復できる。)
【デメリット】
自由度が低い(あくまで現状維持のためデザインや機能性は向上しにくい。)
長期的にはコスト増も(表面的な修繕のみだと再度の工事の可能性あり。)

〇リノベーション
【メリット】
・高い自由度(ライフスタイル・目的に合わせて高い自由度で設計が可能。)
・価値向上(住みやすさ・市場価値の向上を狙うことが出来る。)
・性能向上(耐熱性・耐震性などの機能を向上が期待できる。)
【デメリット】
・費用が高額(大規模な改修が多く費用が高額になりやすい。)
・工期が比較的長期(大規模な工事が多く工期が長くなりやすい。)

リフォームとリノベーション、どちらにしてもそれぞれの物件や経済状況によって
適正な工事を行うことが物件の価値向上や空室対策につながります。

 

弊社では、リフォーム・リノベーションのご相談も承っておりますので、
空室対策や修繕に関するお悩みがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

 

営業統括本部 開発営業部

川島 公輔

 


賃貸経営セミナーのご案内

オーナー様向け!賃貸経営セミナー(完全予約制)

2025年6月14日(土)浦和の埼玉会館にて先着18名様限定、参加費無料の賃貸経営セミナーを開催致します。

『金利上昇局面で賃貸を建築すべきか考える!』と題しまして、今後の金利上昇、物価上昇での賃貸経営に特化したセミナーとなります。

今回は講師として、元メガバンク支店長で、自ら賃貸オーナーでもあり、著書『お金が貯まるのはどっち!?』が52万部突破のミリオンセラーとなったお金の専門家 菅井 敏之 様をお招きし、今後の金利動向や賃貸経営術について解説いただきます。

セミナー終了後には先着3名様限定(事前予約制・各20分)で菅井様との個別相談会も実施致します。また弊社スタッフによる賃貸物件の建築や空室対策、リフォームなど賃貸経営に関するご相談は人数制限を設けることなく実施致しますので、お気軽にご活用下さい。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

【 完全予約制 】先着18名・参加無料

【開催日】 2025年6月14日(土)

受付開始 13:15~ セミナー開始 13:45~

     会  場      JR『浦和』駅西口より徒歩6 分
        埼玉県さいたま市浦和区高砂3-1-4
        埼玉会館 6 階 「6B」会議室

 

《お申込み・お問合せ》
下記お申込みフォームか、お電話にてお問合せください。(お電話受付9:00~18:00 日曜定休)


☎ 0120-07-6747 ご不明点はお電話でお問い合わせ下さい。

※申込み後、参加はがきをお送りします。

——————————————————————————————————————————————–

2024年3月に日銀がマイナス金利解除を発表し、2025年1月には2回目の政策金利追加利上げを決めました。
日本が金利のある世界へ突入し、インフレ見通しが上昇の今、賃貸建築をするべきか?賃貸経営はどう変わるのか?
元メガバンク支店長で不動産オーナーの菅井敏之氏が解説致します。

著書『お金が貯まるのは、どっち!?』シリーズ52 万部突破のベストセラー
最新刊「『一生お金に困らない!新・お金が貯まるのは、どっち!?』(いずれもアスコム刊)

【 テレビ出演 】テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」
日本テレビ系「DayDay.」「情報ライブミヤネ屋」
「ダウンタウンDX」、TBS 系「ひるおび」「ゴゴスマ」
BS-TBS「薬丸マネー塾」などメディア出演多数。

 

融資・金利についてのご相談は菅井氏にて対応、賃貸経営・賃貸建築についてのご相談は弊社スタッフにて対応させていただきます。

※菅井氏への相談は各20分事前予約先着3組様限定となります。

——————————————————————————————————————————————–

皆様のご来場を心よりお待ちしております。


☎ 0120-07-6747 ご不明点はお電話でお問い合わせ下さい。

PICK UP
全カテゴリー注目NO1

RECOMMEND
オススメ記事

TOP