賃貸経営メールマガジン

共同募集の注意点

トレンド
2013/11/28
賃貸経営・アパート経営ならヒロ・コーポレーション

みなさんこんにちは。今年も残すところ1ヶ月となりました。早いですね。

今回は阿部が担当いたします。

一日でも早く空室を埋めたい。

 

オーナー様にとって最大の敵が『空室』であるということは紛れもない事実です。

そのため、早期に入居者を見つけるためには、募集の間口を広くすることが望ましいのは言うまでもありません。

 

しかし今回ご紹介させていただく案件は、その空室を埋めたい一心で動いたオーナー様の行動により、残念ながら入居者様にご迷惑をかけてしまった事例です。

弊社は通常、専任募集のみで対応しており、共同募集は行っていません。

 

弊社が共同募集を行わない理由は、共同募集の場合、賃料をはじめとする諸条件が募集ごとに違ってしまうことが多く、入居者や仲介業者に不信感を抱かせてしまうからです。

A不動産では礼金1か月なのに、B不動産では礼金2か月で募集されている。

C不動産では賃料98,000円なのに、D不動産では賃料95,000円で募集されている。

といった具合に、オーナー様と各仲介業者で話し合った内容がそれぞれ違うことがあり、それがバラバラに反映され、募集されているのです。

これらは不当表示に当たります。

「おとり広告」として景品表示法に抵触するとみなされてしまう場合もあります。

しかし、このときはオーナー様の強い希望で共同募集を行うことになりました。

1棟4世帯のアパートで管理会社がそれぞれバラバラだと、何かあった時のクレーム対応がスムーズにいかなくなる恐れがあること、上記に記載した、募集時の条件に変動が出てくる恐れがあること、入居者の申し込みがダブルブッキングになってしまう恐れがあること等危険性を十分お話しし、

●必ず諸条件を揃えること

●どこかの仲介業者から申し込みが入ったらすぐに連絡を入れていただくことをお約束し、共同募集を開始しました。

 

数日後、弊社に申し込みが入りました。

オーナー様にすぐに連絡を入れ、たった今申し込みが入ったこと、まだ他社から申し込みが入っていないことを確認し、今後申し込みがダブらないようすべての募集を止めていただくようお願いし、了承いただきました。

 

それからさらに数日後、弊社の入居審査が順調に進んでいたころオーナー様からお電話がありました。

 

『別の業者から、申し込みの連絡が入った。そちらのほうが賃料を高く設定していたのでそちらの入居者を採用しようと思う。』という内容でした。

 

当初の約束をお話しし、弊社の入居者を優先いただきたい旨を伝えましたがそれは叶いませんでした。

 

入居者の内容が良かっただけに審査が通るだろうと思っていた仲介業者も驚き、怒り、残念がっていました。

断りを入れた仲介業者と入居者には、弊社とオーナー様への不信感だけが残りました。

オーナー様も、断られた入居者も、仲介業者も、管理会社もみんな後味の悪い結果となってしまいました。

 

さらに、もし、オーナー様が選んだ入居者の内容が悪く審査落ちとなってしまうと、また新たに募集をかけることになり、空室が続くという可能性もあります。

まさか実際に申し込みが数か所から入ってダブってしまうことはないだろう、と思っているオーナ様もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、実際に起こりうることなのです。

 

どんなことにも、モラルやマナーは大切です。

オーナー様に専任でお任せいただけなかった弊社にも、改善する箇所は多々あります。

ぜひオーナー様に共同募集時の2点のお願いをご協力いただき今後も一人でも多くのオーナー様と、より良い関係を築いていきたいと願っております。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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