賃貸経営メールマガジン

家を建てるなら自宅のみ?それとも賃貸併用住宅(自宅+賃貸)?

賃貸併用住宅建築計画
2014/4/10

1.『家を建てるなら自宅のみ?それとも賃貸併用住宅(自宅+賃貸)?

 

皆様こんにちは。本日は野崎がメルマガを担当します。

ついに消費税が8%になりました。皆さんは消費税5%の内に大きな買い物は済ませましたか?

増税の反動で経済が落ち込まなければ良いのですが・・・

 

今回は4月に行うセミナー予告としてマイホームの一戸建てを建築する際に自宅のみにした方が良いのか、それとも賃貸併用住宅(自宅+賃貸)を建築した方が良いのか悩んでいる方がいると思いますので、賃貸管理会社の立場でお伝えしたいと思います。

 

普通に考えれば賃貸収入が見込める『賃貸併用住宅』がお勧めです。

家を建てて入居者が家賃を支払ってくれ、その家賃でローンの支払い負担がなくなれば、こんなに嬉しい事はありません。ただでマイホームを建築できた感覚になります。きっと建築会社も『賃貸併用住宅』を勧める事でしょう。

しかしながら我々賃貸管理会社の立場から言いますと自宅のみと比べ、必ずしも賃貸併用住宅が良いとは言い切れません。時には賃貸併用でなく、自宅のみにしておけば良かったと後悔しているオーナーも見受けられるのです。

 

その理由としては、賃貸併用住宅には多くのメリットがありますが、一方であまり知られていないデメリットを理解せずに建築してしまった事にあります。

賃貸併用住宅は同じ建物内で赤の他人(入居者)と住む共同住宅になりますから、様々なトラブルも付き物です。建築会社ではこの辺のマイナスなお話はなかなかされないでしょう。(トラブル内容はセミナーでご紹介します)

 

トラブルを避けるコツは建築前の計画が全てだと思います。

建築会社は建物のお引渡しまでに素敵なお住まいを提供しようと最善を尽くしています。しかし建てる前にその計画案から将来起こりそうな賃貸トラブルを予測し、それを解消できる計画に修正しておかなければいけません。

日頃から様々なクレーム対応をしている賃貸管理会社は、建築会社とは違った入居者目線で計画案を見る事ができます。

 

賃貸併用住宅を建てるオーナーは、きっと自分が居住する『自宅』に注力し、素敵な住まいの完成を夢見て設備や建材、色彩まで時間をかけて選びます。

しかし賃貸部分になるとどんな間取りにすれば良いかわからず、建築会社に任せっぱなしと言うケースが多い事でしょう。

それがトラブルの元になるのではないかと思います。入居者も素敵なお部屋に住める様に入居者の立場で自分が住みたいなと思える間取り・仕様になるまで時間をかけて検討するべきです。

 

そこまでしても納得のできない計画になってしまった場合は、賃貸併用住宅を諦め自宅のみにする事をお勧めします。

そもそも賃貸の需要が低いエリアで賃貸経営に適していないのに、賃貸併用住宅を建築してしまっているケースも見受けられます。

十分検討した結果、自信のある快適な住まいを入居者に提供し、その後のトラブルが発生したら、賃貸管理会社で早期に対応して入居者の満足度を上げてはいかがでしょうか。

 

【賃貸併用住宅建築セミナー4月開催!!】

今月のセミナーの第1部では『自宅のみ』と『賃貸併用住宅』のメリット・デメリットの紹介、また実際に経験した賃貸併用住宅のありがちなクレームやトラブル事例をご紹介します。

第2部では税理士が家を建てる時の各種税金の説明や賃貸併用住宅の節税効果・相続税対策をお伝えします。

 

自宅のみや賃貸併用住宅、賃貸アパート・マンションの建築をお考えの方は是非、ご予約の上ご参加ください。

 

最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。

 

 

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