賃貸経営メールマガジン

賃貸のプロパンガスについて

住宅設備
2013/9/4

皆様こんにちは。本日は野崎がメルマガを担当します。

今回は賃貸におけるプロパンガスについてお知らせします。

 

弊社が賃貸管理している東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県エリアでは熱源にプロパンガスより都市ガスの扱いが多くなっています。

しかし、都市ガスのエリアでも賃貸を建築する際に、都市ガスを利用せずプロパンガスにされる場合があります。

 

それは、プロパンガスを利用するとプロパンガス屋から給湯器やエアコンなどをサービスしてもらえる事があり、それにより建築コストが減りますので、利回りが上がりオーナー様にとってはプロパンガスを利用するメリットが高くなります。

 

一方で入居者はプロパンガスをどのように思うのでしょうか?

賃貸物件が都市ガスではなく『プロパンガス』になると、入居者や仲介業者からのプロパンガスに対する質問が多くなると感じました。

それだけ首都圏ではプロパンガス自体が入居者にとって珍しく、「都市ガス」との違いについて説明を求める問い合わせが増えました。

 

プロパンガスは都市ガスと比べると使用料金が高い事がデメリットになります。

都市ガスとの料金差は約1.5倍位になると言われています。

そして、保証金制度がある場合とない場合があり、プロパンガス屋によって異なりますが、保証金制度がある場合は契約時に保証金を支払い、解約時に返金してもらえます。

 

また、段落ちと呼ばれるガスコンロが設置されてないキッチンの場合、ガスコンロには都市ガス用とプロパンガス用が異なりますので、引っ越し前に使用していたガスコンロが使えない場合があります。

 

そしてプロパンガスにもメリットがあります。火力が強い事と災害時に復旧が早いと言われています。特に東日本大震災の経験から復旧が早い事は大きなメリットと言えます。

 

しかしながら、プロパンガスという理由で入居がキャンセルになる事もあり、使用料金が高い事が入居者のマイナス要因と言えますので、オーナー様は十分に検討した上で熱源を選択する必要があると言えます。

 

最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。

 

 

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