賃貸経営メールマガジン

融資の基礎知識? 返済方法と繰り上げ返済

銀行融資・ローン
2010/5/20
賃貸経営・アパート経営ならヒロ・コーポレーション

皆様こんにちは。本日は野崎がお伝えします。

今回は前回に引き続き住宅や賃貸のローンについての基礎知識をお伝えします。

ご存知の方が多数と思いますが、お付き合いください。

ローンの返済方法には『元利均等払い』と『元金均等払い』があります。

『元利均等払い』
借り入れた元金と利息を足した合計額を返済期間の月で割り、毎月の返済金額を均等にする方式です。

元利均等払いは、毎月の返済金額が同じ為、将来の計画が立てやすいと言えます。しかしながら、返済期間前半は元金に対して利息の割合が高く、利息ばかり返済する事になり、元金はなかなか減りません。

『元金均等払い』
元金を毎月均等にする方式です。元金が沢山残っている当初はその元金に対しての利息の為、最初の返済額が一番大きく、元金の減りとともに返済額も徐々に減っていきます。

『元利均等払い』と比べますと総返済額は、『元金均等払い』の方が少なくなります。

また、資金に余裕が出来た時に利用する『繰り上げ返済』についてお伝えします。

『繰り上げ返済』を利用する事により、基本的には住宅ローンの元金部分を減らす事ができますので、その分の支払い利息を減らす事ができ、総返済額が少なくなります。

『繰り上げ返済』には2つの種類があります。

『期間短縮型』
期間短縮型は、その名の通り返済期間中の一部の元金を繰り上げ返済します。それにより、毎月の返済額は変わらず、返済期間のみを短くする事ができます。

『返済額軽減型』
返済残期間の元金を均等に繰り上げ返済します。返済期間は変わりませんが、毎月の返済額を減らす事ができます。

繰り上げ返済を行うには手数料がかかる事が一般的ですが、ローン開始から繰り上げ返済が早ければ早いほど、利息の軽減効果が大きくなります。

今後は、どこで借入れを行うと金利が低いのかなどもお伝えしていきたいと思います。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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