賃貸経営メールマガジン

新社会人の賃貸住宅意識調査アンケート

入居者募集
2007/4/6

こんにちわ!今週は黒沼がお届けします。

先週は、【入居者に選ばれる賃貸とは・・・】と題して、第4回 首都圏賃貸住宅市場における『入居者ニーズと意識調査’06』から「部屋の広さ」VS「収納の多さ」VS「独立洗面台」の部分をクローズアップして、野崎からレポートさせていただきましたが今週は不動産ポータルサイト【HOME’S】を運営するネクストと毎日コミニケーションが共同で今年の4月から新社会人になる人を対象に【部屋探しと新生活に関する意識調査】から気になった部分をダイジェストでお送りしたいと思います。

調査時期・地域・対象・・・今年2月一都三県、京都、大阪、兵庫を中心とした全国在住の18?25歳の男女のうち、4月より新社会人となる人を対象にインターネットでアンケートを実施。(有効回答数:213)

A.4月からの住まいについて

?「学生時代の住まいにそのまま住む」 51%

?「新しく賃貸住宅で一人暮らしを始める」 21%

?「社員寮・職員寮に入る」「会社の借り上げ住宅に入る」 20%(合計)

B.賃貸住宅に入居の際に会社から何らかの形で家賃補助が受けられる人の割合は46%でほぼ半数でしたが、その補助額の内訳は1万円刻みで以下回答

?「2万円以上3万円以下」 30%

?「4万円以下」 22%

?「2万円以下」 20%

全体平均は3.02万円だが、中には「5万円以上」7%、「1万円未満」も15%あり、支給額についての雇用条件については、差が大きいことが伺えます。不景気の際には、なるべくこういった補助金を抑える目的で、新入社員の選定基準も自宅通勤などの現地採用が多くなっているという話を聞いたことがありますが、昨年位からは、2007年問題も含め若年層の優秀な人材確保がどの会社でも重要になっているので、こういった雇用条件のプラスアルファ部分も今まで以上に勤務先によって格差が広がってきそうな気がします。

バス・トイレ別は現代の必須・最低条件!

【家賃や場所などの条件が悪くなっても譲れなかった部屋の設備・仕様】について

1位 「独立バス・トイレ・洗面」 51%

2位 「エアコン(備え付け)」 40.7%

3位 「二階以上」 35.1%

入居者ニーズの男女間の大きな差があったものでは

?「二階以上」 男性18.2%、女性50.6%

?「オートロック」 男性3.6%、女性21.5%

と上記の項目はいずれも、女性入居者のニーズの中で断トツで要望があり、上記に加えて「室内洗濯機置場」「2口以上のガスコンロ」「築浅・新築」も男性の2倍以上となっています。

どの設備・仕様も上位はここ数年変化はありませんが、それだけに上記のニーズを備えていない物件については賃料や敷金・礼金などの条件設定を変更するといった対応では補えないところに来ていて、空室期間が非常長くなるケースもしばしば見受けられます。

また、全体として「光ファイバー」「CATV」のインフラの整備が進んできている為、高速インターネットや多チャンネル対応の物件のお問合せは年々増加傾向にありますので、これからの新築物件は標準仕様として検討された方がよろしいのではないでしょうか?

☆今週も最後までありがとうございました。

 

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