賃貸経営メールマガジン

入居者に選ばれる賃貸とは・・・

入居者募集トレンド
2007/4/1

皆様こんにちは。今回は野崎が担当します。

第4回 首都圏賃貸住宅市場における『入居者ニーズと意識調査’06』が完成しました。
この本は21C.住環境研究会のメンバーである賃貸管理会社が入居者アンケートにより、入居者がどのようにして賃貸物件を選んでいるのか調査をした結果を分析したものです。
多くのオーナー様が喜ばれており、2003年度版は多くの雑誌などに取り上げられました。

今回は特に私が興味を示した項目についてお届けします。

その内容は 「部屋の広さ」VS「収納の多さ」VS「独立洗面台」

『次の部屋のタイプの中で、あなたが希望する順にABCを記入してください』

(A)部屋の大きさを重視するタイプ
部屋の大きさ7帖  +  収納1帖

(B)収納の大きさを重視するタイプ
部屋の大きさ6帖  +  収納2帖

(C)独立洗面台があることを重視するタイプ
部屋の大きさ6帖  +  収納1帖  +  独立洗面台

皆様は上記のどのタイプが一番賃料が高くなる(人気)と思いますか?

私たちも悩みどころです。例えば同じ面積で、お部屋を広くとる場合と、収納を広く確保する場合と洗面化粧台を設置した場合でどのように賃料設定に差をつけた方が良いのでしょうか?
全てを備えているのが一番良いと思われますが、限られている面積の中での間取りですから私としてはお部屋を広く確保する事が一番賃料が高いのではないかと考えています。
しかしながら、日頃からお世話になっております仲介業者様に聞いてみますと『シャンプードレッサー』の人気は高いようです。収納が多いのも特に女性からは人気と考えられます。

この本の設備・仕様のニーズ調査によると
○『あと1帖分の収納スペース増』が第10位
絶対必要:13.7%
賃料次第:60.1%
必要ない:24.6%

○『独立洗面台』が第13位
絶対必要:16.5%
賃料次第:51.2%
必要ない:29.9%

『部屋の広さ』VS『収納の多さ』VS『独立洗面台』の結果は?
第1位『部屋の広さ』
第2位『収納の多さ』
第3位『独立洗面台』

でした。これはお部屋が6帖の場合でという前提です。
お部屋が6帖そこそこであれば設備や広い収納よりお部屋を7帖以上確保された方が良いという事ですね。

なお、4月14日(日)不動産セミナーに参加していただきました方に第4回 首都圏賃貸住宅市場における『入居者ニーズと意識調査’06』の本を差し上げます。(先着10名様)

是非、ご参加下さい。

☆最後までお付き合いいただき有難うございました。

 

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