空室の原因はこの3つ＆個別相談会開催のご案内
現在、賃貸経営をされていて『空室』でお困りの方はいらっしゃいますでしょうか。
私自身、月に二度、そういったオーナー様やこれから賃貸計画を検討中で適正間取り等をお知りになりたい方向けに個別相談会を行っておりますが、その中で一番多いご相談がやはり『空室』についてのご相談です。
そこで、本日は『空室』の原因について、今までに実際にいただいたご相談内容も交えてご説明致します。
『空室』の原因は大きく分けて3つあると思います。
その3つとは
・賃料等諸条件が周辺物件と比べて不相当
・効果的な募集が出来ていない
・物件に問題がある
です。
一つ一つ詳しくご説明していきます。
・賃料等諸条件が周辺物件と比べて不相当
当然、市場には皆様の物件と競合になる類似物件があり、お部屋探し中の方は似たような間取りや条件であれば、少しでも賃料や礼金等の初期費用が抑えられるお部屋を選びます。
ですので、競合となり得るお部屋と比べ、ご自身の物件の賃料が高額であったり、礼金等が多かったりすると選ばれにくくなってしまいます。
当然のことを申し上げましたが、以外とこの原因で空室が長引いている方が多い印象を受けます。
やはり、ご自身の物件なので物件や土地に対する思い入れがあり、どうしても他の物件よりも優れていると感じるお気持ちは分かります。実際に物件のことを一番理解しているのは、管理会社でも建築会社でもなくオーナー様だということも理解しています。
ただ、実際にお部屋を借りるのは入居者ですので、客観的にご自身の物件を見ることが重要であると感じます。
・効果的な募集が出来ていない
以前、ご相談にいらして下さったオーナー様の話ですが、築20年程の4世帯の賃貸住宅を自主管理されており、募集はご自身で仲介業者を回ってお願いしているが、2部屋の空室が半年以上長引いてしまっているような状況でした。
調べてみると、確かにインターネット上に物件情報は出ていましたが、物件写真が少なかったり、募集図面も物件概要と間取り図だけのもので、上手く物件をアピール出来ておりませんでした。また、賃料等の条件を変更した際に仲介業者にその情報が行き渡っていなく、同じお部屋に対して、違う賃料の募集情報がいくつもインターネット上に掲載されていました。こうなってしまうと、せっかく空室を埋めるために賃料等の条件を変更しても効果が薄く、むしろ、不信感を感じさせてしまう可能性まであります。
ご自身で募集活動をされる場合はこういったことが起こりがちですので、募集をお願いする仲介業者さんにしっかりと物件のアピールポイントや要望等を伝えることが重要だと感じます。
弊社では皆様の物件特注で募集図面を作成し、インターネット上に情報を掲載することはもちろんのこと、専門の営業部隊が街の仲介業者に隈なく営業をかけることで、弊社管理物件を優先的に紹介していただけるような体制がございますのでお気軽にご相談下さい。
・物件に問題がある
「不良入居者がいる」「必須設備がお部屋内にない」「共用部分が荒れている」等がこの原因にあたります。
不良入居者については1部屋素行の悪い入居者が入ってしまうと、周りの部屋から退去者が出てしまう可能性が高まります。入居のタイミングでよい入居者かどうかという判断は非常に難しいのですが、管理会社や保証会社の審査を通すことで少しでもその可能性を低くすることが可能です。
必須設備につきましては、室内洗濯機置き場やエアコンなどが必須設備に該当しますが、これらの設備が備わっていなければ、相場賃料よりも大幅に賃料を減額しなければ入居者付けが難しくなってしまいます。但し、賃料が低くなるとその分、不良入居者が入居する確率が高まりますので、可能であれば賃料の減額という対処をするのではなく、必須設備を新たに導入するという対処が望ましいと思います。
また、ゴミボックス等の共用部分が荒れていると、内見時の印象が悪くなってしまい、これもまた空室が長引く要因となってしまいます。
このような問題がある場合、改善しいつでも新しい入居者を迎える準備をしておくことが重要だと感じます。
空室の主な原因を3つ挙げましたが、実際にご自身の物件がどの原因で空室となっており、どのような改善方法が最善かの判断はプロの目で見なければ難しいかと思いますので、もし空室でお困りのオーナー様がいらっしゃいましたらお気軽にご相談下さい。
また、月に二度、個別相談会も行っておりますので、ご興味ございましたらお気軽に谷までお問い合わせ下さい。
□■個別相談会開催のご案内■□
2022年4月22日(金)・30日(土)
2日間で無料個別相談会を開催いたします。
賃貸経営に関することはもちろんですが、
「管理会社目線から見て今進めている賃貸計画の間取りやプランニングに問題がないか」
「家賃滞納や空室の増加で困っている」
「建築会社や金融機関を紹介してもらいたい」
「知り合い・親戚が賃貸経営を検討している」
など、ご不安やご相談がございましたらお気軽にお問い合わせください。
ご希望がございましたら、現在建築中の現場をご案内することも可能です。
お時間や場所については、可能な限り皆様のご希望に合わせるようにいたします。
ぜひこの機会をご活用ください。
■お問い合わせ先 9:00〜18:00
（株）ヒロ・コーポレーション 本社
TEL：03-5368-6747
MAIL：tani@hiro-web.co.jp
担当 谷（タニ）
