賃貸経営メールマガジン

クルマ離れとコインパーキング&投資物件セミナーのお知らせ

駐車場
2016/1/21

皆様こんにちは。本日は和田がお伝えします。

 

若者層をはじめとするマイカー保有率の減少が顕著です。

都道府県別の世帯当たりの自動車普及台数では、ワースト1・3・6位に東京都・神奈川県・千葉県がランキングされるなど、都市部ほど少なくなっています。

都市部では公共交通機関が発達していることや駐車場料金などの維持費が高いこと、マイカー保有の魅力やステイタスの低下が保有率減少の理由のようです。

 

以前の新築分譲マンションでは、販売時に駐車場の利用が抽選になることも珍しくありませんでしたが、現在は利用者の減少により駐車場の空きが目立ってきています。

駐車場料金の収入はマンション管理費や修繕積立金の一部に見込まれていますので、その収入がなくなると適切な管理や将来の大規模修繕に支障きたす恐れが出てくるでしょう。

同様に賃貸アパート・マンションにおいても敷地内の駐車場に空きが目立っており、本来入居者用に用意した駐車場を外部貸しで募集してもなかなか空きが埋まらないのが現状であり、当初の予定していた収支計画が悪化している物件も多いのではないでしょうか。

 

このような背景もあり、コインパーキング運営会社の動きが活発です。

空いている駐車場を狙って、1台からでも借上げ契約可能・1ヶ月の短期契約もオッケーで費用負担・ペナルティなしというのが売りです。

仮に借上げ料金が相場より安くても空けておくよりは良いと思いますし、入居者の利用希望があった場合は解約すればいいのです。

 

また、入居者用の駐車場を青空駐車場として何の整備もしていない場合には、コインパーキングの運営会社に舗装してもらうことで、小規模宅地等の特例の一つである貸付事業用宅地に該当しますので、200?まで相続税の課税価格を50%減額して計算することができるのです。

運営会社によって契約条件や内容が違いますので、契約前に良く確認する必要がありますが、賢く利用すればメリットがあると思います。

特に都市部では違法駐車の取り締まりも厳しく、コインパーキングの利用率も高いようですので、空いている駐車場を所有しているオーナー様は、賃貸経営の収支改善の意味でも一度検討されてみてはいかがでしょうか。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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