賃貸経営メールマガジン

ペット共生賃貸&アパート建築セミナーのお知らせ

ペット
2017/7/20

皆様、こんにちは。本日は亀田がお伝えいたします。

 

全国の犬猫の飼育数は2,000万頭を超えていると言われています。

ペット関連の市場も年々、拡大しています。

 

しかし賃貸市場ではペット可としている賃貸は大型のマンションを中心に増加傾向にありますが、まだまだアパートなどではペット不可としている物件が大半を占めているのが現状です。

 

犬猫の飼育数が人口の2割にも上っている現状を踏まえ、賃貸でもペットを飼いたいと思っている人が多くいるというニーズを捉え数年前から市場で見かけるようになったのがペット共生型の賃貸でした。ペットと共に生活することを前提とした賃貸です。

 

ペット共生賃貸はファミリー向けのマンションなどを中心に供給が進んできましたが、近年では単身向けのアパートにも広がりを見せていて、1人暮らしでもペットを飼いたいと思っている層に人気を博しているようです。

 

ペット共生型賃貸にはただのペット可物件とは違う工夫がたくさんあります。

外構部分にペットの足洗い場やドッグランなどを設けたり、室内はちょっとしたスペースをペット専用のスペースにしたり、クロスに見切りをつけることで通常1面単位での張替えを半分だけで済ませたり、その他、玄関に飛出し防止の扉や室内ドアにくぐり戸設けたりとペットを飼っている方には嬉しい工夫が盛りだくさんです。

 

ペット可の賃貸では入居者の中にペットに理解のない方や苦手な方が住まれている可能性があり、非常に気を遣ってしまうようなケースもあるようですが、ペット共生を全面に打ち出した賃貸であればペットを飼っている入居者同士ですので、余計な気を遣わなくていいのも人気の秘密かも知れません。

 

ペット共生賃貸の他にも様々なコンセプトを持った物件が市場に供給されています。

立地を活かしたものやオーナー様の趣味を反映したものなどアイデアは無限にあります。

潜在的なニーズを掘り起こすことができればSNSなどで、どんどん情報が広まる社会ですので多少立地条件に恵まれていなくても、人気物件になる可能性も十分に秘めています。

 

コンセプト賃貸までは難しくても何かひとつでも入居者の目に留まるような工夫があれば物件の競争力向上につながるかも知れません。

それでは、また次回。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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