賃貸経営メールマガジン

不動産広告の意外としらない?な部分&賃貸経営セミナーのお知らせ

2017/3/23

こんにちは。本日は黒沼が担当いたします。

不動産ポータルサイトでの違法広告の取り締まりや罰則が厳格化して業界内では以前にも増して、募集広告の表示や成約済の物件広告を掲載停止にする作業等は注意を払って行われていると思います。

 

そこで物件オーナーの方々や友人との会話でよく聞かれる、一般の人があまり知らない不動産広告の表示の事や聞かれてみると「どおなんだろ?」的な内容をご紹介したいと思います。

 

まず不動産広告には、「宅地建物取引業法」などの法律や「不動産の表示に関する公正競争規約」などの規制があり、消費者(入居者)が購入や賃貸する際の適切な判断材料になるようにしています。

よく聞かれる内容の一つに「△△駅徒歩○○分」の表示についてがあります。

 

徒歩の所有時間は道路距離80mを1分と計算すると決められています。

徒歩5分と記載されていれば、駅の出入口から道路距離で320m超?

400m以内に物件の出入口があるということになります。

 

但し、「駅徒歩圏」の表示については、特にルールが定められていません。

調査は少し古くなってしまいますが、不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)が調査した、「“徒歩圏”とは、駅から住まいまで何分くらいまでを指すと思うか」についての結果を見ると、「10 分」という回答が最多で 38.4%平均は 12.6 分でした。これを家族形態別に見ると、平均分数はファミリー(13.2分)→カップル(12.5分)→シングル(11.9分)と徒歩圏の範囲が徐々に狭まっています。

 

シングルやカップルが、通勤などの交通利便性を重視するのに対し、子育ての場として住まいを考えるファミリーは、住環境の良さも重視する傾向にあることから、前述のアンケート結果は納得の結果と言えますが、そのファミリー層でも、「10分以内」の合計が49.3%とほぼ半数の結果になっていることからも、“徒歩圏”とは「10分」が一つの目安になっているようです。

 

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

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