賃貸経営メールマガジン

2030年鉄道の進む道&賃貸経営セミナーのお知らせ

不動産市況地域
2016/5/12

皆様こんにちは。

本日は神奈川支店の門脇がお伝えします。

 

賃貸経営にとても関わりの深い鉄道。

賃料は駅からの徒歩何分なども重要な要因になりますし、新たな路線が新設・延伸などされますと利便性が向上され、今まで賃貸としては日の目を見なかったエリアにも人の流入が起こり新たなニーズが産まれてくる可能性があります。

 

今年4月7日に国交大臣の諮問期間である交通政策審議会の小委員会において2030年ごろまでの東京圏の鉄道網の将来像を示したとの報道がなされました。

 

この度おいては二つの枠組みで国際競争力の強化に役立つネットワークプロジェクトが8路線、地域の成長に応じたネットワークの充実が16路線と発表されました。

 

国際競争力の強化に役立つ鉄道ネットワークのプロジェクトとして以下の8路線が盛り込まれました。

 

・都心直結線の新設
(押上?新東京?泉岳寺を結ぶ路線 成田・羽田の空港とリニア中央新幹線の品川駅利用を便利にする)

・羽田空港アクセス線及び京葉線・りんかい線相互直通運転

・新空港線の新設(蒲蒲線)
(東急多摩線の矢口渡駅から蒲田駅から京急蒲田駅を経由し京急の空港線を 結ぶ)

・京急空港線羽田空港国内線ターミナル駅引上線の新設
(列車の増発が可能に)

・常磐線(つくばエクスプレス)の延伸

・都心部・臨海地域地下鉄構想

東京8号線(有楽町線)の延伸
(豊洲駅と半蔵門線住吉駅を連絡し京葉線・ 東京メトロ東西線の混雑を緩和)

・都心部・品川地下鉄構想の新設
(白金高輪?品川間を新設)

 

上記から、外国人利用者及び海外渡航者の利用増加が増えている、成田・羽田空港へのアクセス向上を狙ったプロジェクトを特に評価をしているようです。

その他、地域の成長に応じた鉄道ネットワークの充実ということで評価されているのが以下の16路線が盛り込まれております。

 

・東西交通大宮ルートの新設
(大宮?さいたま新都心?浦和美園を結ぶ)

埼玉高速鉄道の延伸
(浦和美園駅から埼玉県内を北上 岩槻駅経由蓮田駅)

東京12号線(大江戸線)の延伸
(光が丘?大泉学園町?東所沢を延伸)

・多摩都市モノレールの延伸
(上北台駅から箱根ヶ崎駅 多摩センター駅から八王子駅 多摩センター駅から町田駅)

東京8号線の延伸
(豊洲駅から分岐する路線を北へ延伸)

東京11号線の延伸
(押上?四ツ木?松戸を結ぶ)

・総武線・京葉線接続新線の新設
(新木場?市川塩浜付近間を複々線化 新木場駅でりんかい線と津田沼駅で
総武線と直通運転)

・京葉線の中央線方面延伸及び中央線の複々線化
東京?新宿?三鷹間を地下で延伸 三鷹?立川間は中央線を複々線化)

・京王線の複々線化
(笹塚?調布間を複々線化)

・区部周辺部環状公共交通の新設
(葛西臨海公園?赤羽?田園調布間を結ぶ『メトロセブン』『エイトライナー』構想)

・東海道貨物支線貨客併用化及び川崎アプローチ線の新設
(品川・東京テレポート?浜川崎?桜木町間にもアプローチ線を新設)

・小田急小田原線の複々線化及び小田急多摩線の延伸
(登戸?新百合ヶ丘間を複々線化する 唐木田駅から横浜線の相模原駅を経由し相模
線の上溝駅を結ぶ)

・東急田園都市線の複々線化
(溝の口?鷺沼間を複々線化)

・横浜3号線の延伸
(市営地下鉄ブルーラインのあざみ野駅から新百合ヶ丘駅まで延伸)

・横浜環状鉄道の新設
(横浜市営地下鉄グリーラインの両端を環状になるように延伸 鶴見?日吉間中山?二俣川?東戸塚?上大岡?根岸?元町・中華街間が構想)

・いずみ野線の延伸
(相鉄いずみ野線を湘南台駅から相模線の倉見駅まで延伸)

 

私が担当させていただいております、神奈川エリアについても唐木田?相模原?上溝駅間の延伸  あざみ野駅から新百合ヶ丘駅の延伸 湘南台?倉見駅までの延伸などの、新駅ができる可能性のあるプロジェクトもあります。

 

その中でも、以前から噂をされていた横浜環状鉄道の新設が目をひきました。

これが実現しましたら、横浜駅を中心として鉄道が環状に繋がりますので、市内の路線が横浜駅を経由しなくても乗り換えすることができ、市内移動のさらなる利便性も向上します都心部への通勤・通学のラッシュ時分散化にもつながります。

 

鉄道事業は建設費用も膨大になるため、費用の負担割合や事業の採算性などもこれからにつめていくことになると思います。

 

川崎市の新百合ヶ丘駅と川崎駅を結ぶ川崎市営地下鉄『川崎縦貫鉄道』も以前から噂されていたプロジェクトではありましたが予算の問題から交通政策審議会への計画提出を見送り、計画の休止が発表もされました。

 

上記の『川崎縦貫鉄道』は市営ではありますが鉄道のプロジェクトは主に民間が運営主体となるケースが多いので採算性が見込めないようではプロジェクトの中止に至ることもあります。

 

冒頭において賃貸経営には駅からの徒歩何分ということが重要な要因であるということを申しましたが、現在計画があったとしても、中止・休止になったりと不確定要素が多いものです。延期も叫ばれている消費税の8%から10%への増税、相続税の実質的な増税等賃貸経営への注目が集まっています。お持ちの土地等が鉄道計画のそばにあるからと安易に建築計画は進めないでください。その土地に鉄道が通り駅ができて始めて、人の流れができてきます。今が計画のはじめ時と一人で進まないで、弊社のような管理会社に一度ご相談いただき、今の賃料相場等を鑑みて今できるのものなのか、それともまだ先に計画をした方が良いのか一緒に検討させてください。

 

長文お付き合いいただき誠にありがとうございました。

TOP