賃貸経営メールマガジン

住宅エコポイント復活!?賃貸建築に要注意!!

ECO(エコ)
2015/1/29

皆様こんにちは。本日は野崎がメルマガを担当します。

平成26年度補正予算が1月9日に閣議決定しました。

正式には国会の審議を踏まえて2月位でしょうか?

新制度として創設されます。

 

住宅エコポイントは国が定めた省エネ性能を満たす住宅の新築、リフォーム、購入をした場合に1戸あたり300,000ポイントが発行され、そのポイントは地域の産品や商品券と交換できます。

※耐震改修を行うリフォームには450,000ポイントが限度になります。

対象期限は平成26年12月27日以降に契約し、平成28年3月31日までに着工となります。

※ただし、予算が消化次第終了となります。

 

ここで、賃貸建築においては従来型と大きく変更した事に注意して下さい。

それは『借家』の新築が対象から外れた事です。

これから賃貸建築を考えていたオーナー様や建築会社には喜べない制度となってしまいました。

 

[例えば自宅1世帯と賃貸9世帯の賃貸併用住宅を建築した場合]

 

●平成23年度のエコポイント制度

10世帯×15万ポイント=150万円 半分以上を被災地支援に充当なので、 75万円を地域産品。残りの75万円を商品券に充当できました。

 

●新制度

自宅1世帯×30万ポイント=30万円を地域産品か商品券に充当でき、 賃貸9世帯分の恩恵はありません。

もちろん賃貸のみが10世帯でしたら、エコポイントの対象となりません。

 

因みに平成22年のエコポイント制度では、賃貸建築をした場合に世帯数分のポイントが発行されました。上記の例では10世帯×30万ポイント=300万円

相当の商品券や追加工事に充当できました。

 

以前エコポイントの恩恵を受けて賃貸を建築した方は、またこの機会にと考えがちですが、注意して下さい。

しかしながら日に日に最低金利を更新している状況では、建てどき借りどきと言えると思います。

 

最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。

 

 

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