賃貸経営メールマガジン

新築時から共用部の清掃は必要なのか?

メンテナンス・管理
2014/11/27

みなさんこんにちは。今週は阿部が担当いたします。

 

新築を建てる際、オーナー様からご相談いただくことが多いひとつに、「共用部清掃の有無について」があります。

 

オーナー様の中には「新築時はそんなに汚れないと思うから、とりあえず巡回清掃は不要です。

できるだけコストは抑えたいので。」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

オーナー様が併用で住んでいる、もしくは近くにお住まいで、定期的に共用部の清掃に行ける場合はそれでもいいのですが、そうではない場合、巡回清掃を入れなければ、新築であっても入居後数ヶ月で共用部の部分的な汚れが目立つようになり、入居者から「共用部が汚い」とクレームが来たり、他の入居者のゴミ出しマナーが悪い、共用灯が切れている等の“共用部に関するクレーム”が来ることがたびたびあるのが現状です。

 

数年経って汚れが蓄積し、いざ汚れを落とそうと大がかりな清掃を入れると、思いのほか金額がかかってしまったり、汚れが落ち切れずに残ってしまったり、その上、汚れが目立つ状態では内見時の印象が悪く成約率が下がってしまうなど、負の連鎖が続き良くないことだらけです。

賃貸物件はオーナー様の大切な資産ですので、やはりご自宅と同じようにこまめに掃除をし、周辺を点検し、美観を保つことが長期的な人気物件へとつながります。

 

先日オーナー様からお問い合わせをいただき、RC造3階建て、築30年、1K30戸(1世帯あたり17?)の物件を見に行く機会がありました。

弊社の管理物件ではなかったので、実際に現地を確認し、空室対策として他にどのような方法を取れるかアドバイスが欲しい、というものでした。

 

事前に図面をいただいており、間取りは1K、昔ながらのバス・トイレ一緒の3点ユニットです。

図面を拝見した限りでは、最寄駅徒歩10分、築30年で1世帯あたり17?の3点ユニット、この物件の入居者を早期に決めるのはなかなか厳しいのかな…という印象がありましたが、現地に行って驚きました。

私が想像していたよりもはるかに美観が保たれていて、築30年には全く見えません。

 

3点ユニットではあるものの、共用部に定期的に清掃を入れているため外回りは清潔感にあふれ、また、集合メールBOXを新品に交換、防犯カメラを設置する等の工夫もされていました。

 

さらにオートロックを導入すれば入居者も喜ぶでしょう。しかし工事費用もそれなりにかかります。それであれば、入居者ネット無料の導入や、駐輪場の整備、空室時のポップ設置やモデル設置を検討してみてはどうか等のアドバイスをさせていただきました。

 

聞けば、美観を保てているおかげで一度空いても数ヶ月で次の入居者が決まるそうで、賃料の下落率も想定内の範囲、とのことでした。

定期的な清掃の大切さを身をもってオーナー様から教えていただいた出来事でした。

 

賃貸経営は目先の利益を追うのではなく、長い目で見るものです。

賃貸物件は毎年多数建築され、新築プレミアムの時期は一瞬にして過ぎ去ります。

入居者に永く愛される人気物件には、共用部の清潔感は絶対条件といえます。新築時の美観を保つために、定期的な巡回清掃は欠かせません。

弊社でも、拭き掃き掃除が中心の共用部清掃を週1回導入するといくらなのか、除草作業やポリッシャーなどを使用した機械洗浄を年1回導入するといくらなのかなど見積りを取ることができますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

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