賃貸経営メールマガジン

弱い地盤のある現実 それに備えるために

災害
2018/11/22

今年9月6日に起こった北海道胆振東部地震において 全壊394棟 半壊1016棟 一部損壊7555棟(平成30年10月5日時点 内閣府速報)の被害がありました。

 

この度の震災で一番住宅被害が大きかった土地は「氾濫平野・谷底平野」と言われている地形で、もともと川が流れていたようなところに周りの山を削り埋め立てた土地で、その埋め立てに利用された山は火山灰が堆積したもので、火山灰は一度崩してしまうと非常に脆く水が侵食しやすい性質になるため、この火山灰で埋め立てられた造成地はこの度の震災で液状化し陥没により住戸が大きく傾く被害が出たとの事です。

 

このように私たちが住んでいる土地・地盤は地震や豪雨により液状化などにより変質してしまうことがあります。

 

では地震に強い地盤と弱い地盤とはどのようなものかというと弱い地盤の代表例が埋立地、干拓地、川跡、谷底低地、三角州、海岸低地などがあります。その中で液状化しやすい土地は埋立地、干拓地、川跡などがそれにあたります。揺れに強く、液状化のリスクが低い強い地盤は山地、山麓地、丘陵、砂礫質台地、ローム台地、扇状地などがそれにあたります。

 

上記の弱い地盤は「軟弱地盤」と言われ、住宅などを建てる前には地盤改良工事が必要となり、賃貸経営を始める際には一考をしなければなりません。

 

ただ、土地を選んで賃貸経営ができるほど、首都圏において土地が余っているわけでもありません。しかし、「軟弱地盤」を知っておけば対策もできます。東京都においては「東京都都市整備局の地震に関する地域危険度測定調査 地域危険度一覧表」などで確認ができます。東東京、西東京を問わず土地によって「軟弱地盤」の厚みが8メートル以上あるところもあります。強固な地盤と思われている山手の台地にも谷底地はあるために、高台が一概に地震に強いとは言えないかもしれません。

 

いつ何時地震や豪雨が発生するかはわかりません。ほかにも国土交通省からハザードマップも公開されています。それに備えておけるようにご自身のお住いの場所やご自身のご資産がる場所の「情報」は常に把握しておくことが必要だと思われます。

 

蛇足でございますが有名な話で、「泉」や「サンズイ」が付く漢字が地名にあったり「梅」=「埋め」、「蛇」などがつく地名は地盤が弱いといわれています。

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