賃貸経営メールマガジン

IOT賃貸

住宅設備コンセプト物件トレンド
2023/9/28

今回はIOT賃貸についてお話ししたいと思います。

 

IOTとは「Internet of Things」の略称でインターネット回線を通じて物を繋ぐといった意
味合いになります。

 

昨今、特に首都圏では賃貸住宅の供給過多で競争力が激しくなっており、近隣の競合物件に負けないような差別化を図る必要があります。

 

特に供給過多なのは単身向けの1Rや1K(20㎡前後)の間取りです。
最近では賃貸住宅建築時に1LDKを作る事が多くなっており若干の緩和はあるものの、今後1LDKの間取りも供給過多になってくる可能性があります。

 

近隣物件と差別化を図る手法として設備の導入も有効です。
最近、賃貸住宅で普及してきた設備といえばインターネット無料サービスです。

 

通信速度の上限はあるものの、入居者様は無料でインターネットが使用できます。
インターネットや携帯電話の需要が増えたことによりIOT賃貸も増加しております。

 

【IOT賃貸でできる事】

・外出先から携帯電話でエアコンを作動する事ができる。
・外出先から携帯電話で浴槽にお湯張りができる。
・玄関鍵や宅配BOXを携帯電話で解錠することができる。

IOT賃貸では主に上記3項目が多いです。

 

今年のように猛暑が続いている夏では、仕事から帰宅して家の中がとても暑くなっている事も多く、最寄りの駅に着いたタイミングでエアコンを作動させることにより帰宅後の室内を適温にする事が出来ます。
冬の寒い時期には帰宅のタイミングでお湯張りし帰宅後、お風呂に直行ということも可能です。

 

また、玄関鍵を出さずに玄関や宅配BOXを開けられるのもメリットの一つです。
操作は全て携帯電話にダウンロードしたアプリから操作ができますので、ポケットから携帯電話を取り出すだけですので、鍵を出したり、探したりする手間が省けます。
私の自宅も玄関鍵をスマートロックへ変更しましたが、鞄から鍵を出さずに解錠、施錠ができるのでとても便利です。

 

IOT賃貸は大手ハウスメーカー各社が建築する際に導入することが多く、競争力が激しい昨今では競合物件との差別化として注目されております。
当社では建築コンサルを行っており、市場に則した適正な間取りや設備のご提案、建築会社様や金融機関の御紹介も可能でございます。

 

賃貸経営にお悩みの方やこれから賃貸経営を始める方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談下さい。

 

本店 アンサー事業部
大前 優

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