リノベーション?（カラーコーディネート編）
みなさんこんにちは、今回は車が担当させていただきます。
一年間を通して一番の賃貸需要が見込める春の繁忙期も終盤に入って着ましたが、皆様の所有賃貸の入居状況はいかがでしょうか？
毎年、この時期は、このようなお話をさせていただいております。ここ数年の中でも今シーズンの動きは、鈍いようですね、景気の状況も影響しているのでしょうが、単に評論家のように分析している場合ではありませんね。
今回のリノベーションについては、カラーコーディネートを利用して所有物件をリノベーション（再生）についてです。
空室物件を抱えているオーナー様の悩みの一つに、築年数が経過しているので、物件の間取りが古くなって今のニーズに合わなくなって来ているのは、わかっているが、まだ、ローンも残っているので、大掛かりに改装する費用が捻出できない！
というとても切実な悩みがあります。
今回、ご紹介させていただくのは、カラコーディネートを利用して、極力資金を抑えてリノベーションして空室を埋めよう！というものです。
特に、有効とされているのが、1Ｋや1Ｒタイプの面積が小ぶりなお部屋です。
以前もバブル時期に流行った3点ユニットバスは、入居者から選ばれませんというお話は何度もさせてもらっていますが、実際問題として、ユニットバスをリフォームして内装材を新しくしてと工事をしていきますと20?程度のお部屋なのに100万円前後の費用がかかってしまうことも珍しく有りません。
空室が埋まったとしても家賃を大幅にアップさせることは困難ですので、費用対効果を考えると、そこまでは経費をかけられませんよね。
そこで、お部屋のイメージを変えて単身者に選んでもらえるお部屋に変身させるのです。
物件の所在地によってもターゲットやテーマを考えていかなくてはいけませんが、例えば、新社会人や学生さんの場合は、家賃負担はなるべく抑えたいが、こだわりやセンスのあるお部屋を探している傾向があります。
そんな中で、通常のお部屋は、壁のクロスなどは、張替えがしやすく無難なホワイト系やベージュ系などのものが多いと思います。
それだと、見た人の印象には、殆ど残らないですね。
入居希望者の印象に止めてもらうように、色を使って差別化を図って選ばれるお部屋に変身させるのです。
全体的に模様替えをするのではなくて、部分的にアクセントとなるように色を使うのが効果的なようです。
例えば、玄関ドアをペイントしたり、キッチンの扉にカッティングシートでデコレーションしたり、部分的にクロスの色を変えたりすることによって、今までの単なる1Ｒのお部屋が、とてもインパクトのあるお部屋にすることが出来ます。
しかも、費用負担は、それほどかかりませんし、場合によっては、賃料アップも見込めるケースも有ります。
現在、弊社でも試験的にクロスを部分的に特徴のあるものに張り替える提案をさせていただいていますので、その効果については、今後お話させていただきたいと思います。
しかし一番大切なことは、色を使う場合はしつこくならないようにデザインすることです。
今後、カラーコーディネートについても成功事例をどんどん紹介できるようにご提案や勉強をしていきたいと思いますので楽しみにしていてください。
今回も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。今後もためになる情報を発信できるよう頑張りますのでよろしくお願いします。
