賃貸経営メールマガジン

ゴミ出しルールによるトラブル

トラブル
2019/9/12

人が生活していく上で生活ゴミは絶対に出てしまいます。
共同住宅では敷地内ゴミ置場もあれば地域の共同集積所も利用する場合もあります。

他人が同じものを利用する際にはルールが決められます。
それが守られない場合はクレームにも発展してしまいます。
長期入居していただくことは賃貸経営するにあたり、必要な要素であります。
そして長期入居していただくためには、気持ちよく住んでいいただくことが重要です。

騒音やゴミ出しマナーを守らないなどは共同住宅のクレームでも
上位に挙がってきます。

では何故、ゴミ出しのクレームが発生してしまうのか。
もちろん、個人においての意識の問題も重要ではあるのですが、
自治体毎に分別方法や出す時間帯が異なっていることも大きな要因かもしれません。

都内で一番分別の種類が多いエリアは練馬区で
可燃ごみ(12種)、不燃ごみ(10種)、粗大ごみ、資源ごみ(容器包装プラ(7種)
古紙(5種)、飲食用びん、飲食用缶、ペットボトル)と細かく分別する必要があります。

その一方で台東区は可燃ごみ(9種)、不燃ごみ(3種)、資源ごみ(古紙(5種)、びん、
缶、ペットボトル、食品発泡トレイ、カップ)と練馬区ほど分別が細分化はされてはいません。

このように例えば台東区から練馬区に引っ越ししたら
分別作業は家事の中でも負担が増えることになります。
このように分別の地域差から『まあいいか』という感情を得やすく
分別を怠った為に集積所から回収がされずに残ってしまうということも起こります。

その他、ゴミ出し時間にも地域差があり、それがクレームとなってしまう可能性もあります。
前日の夜から出していい地域もあれば、24時間ゴミ捨て可能という大規模マンションもあります。
当日の朝にしか出せない地域が多数であるとは思います。
その差から地域や別物件から引っ越すことにより先ほどと同様に『まあいいか』という感情から
クレームに繋がってしまいます。

集積所の未分別のゴミが回収されない、夜にゴミを出すなどは長時間そこに放置されているということです。
長時間放置は新たなゴミを呼び、不法投棄などに繋がります。
そうなれば地域としても物件資産としても長期入居にはつながらず、価値としても下落を生じかねません。

その為、私ども管理会社は巡回や防犯カメラの導入などをお客様にご提案させて頂きます。
防犯カメラなどは犯罪だけでは無く、不法投棄などの抑止にもつながります。

新築前は外構計画において敷地内ゴミ置場などは二の次で良いやとは思わずに
むしろ長期入居をしていていただくための第1歩として考えていただ抱いたほうが良いですし、
中古物件で長期空室が続いている一因がもしかしたらゴミ置場周辺に要因があるかもしれませんので
そこは一考していいただければと思います。
そこで何か不明な点やアドバイス出しが必要となりましたら、是非弊社にご相談ください。

長文失礼いたしました。

アンサー事業部 門脇 輝

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